露草色(つゆくさいろ)とは、早朝に咲く 露草 つゆくさ の花にちなんだ明るい薄青色のことです。実際の猫のアイカラーでサファイア
天色(あまいろ)とは、晴天の澄んだ空のような鮮やかな青色のことです。 『 真空色 まそらいろ 』の別名も。
一般に、ムラサキ科 ワスレナグサ の花のような明るい青のこと。 春から夏にかけて可憐な花を咲かせる。 ドイツの伝説に由来する色名で、英名は forget-me-not

空色(そらいろ)とは、昼間の晴れた空を思わせる紫みの薄い明るい青色のことです。「天」とかいて「そら」と読んだり、『真空色 まそらいろ』『空天色 くうてんしょく』『碧天 へきてん』とも書かれました。

氷青(ひょうせい)とは、私の造語です。この色は海外の伝統色でフロスティブルーと言います。明るい灰みの青紫系の色

透青(とうせい)とは、私の造語です。明るい灰みの青紫系の色。実際の猫のアイカラーでアクアくらいの色味です

浅縹(あさはなだ)とは、やわらかい青色のことで藍染により浅く染めた縹色に用いられます。また『水縹 みずはなだ』も同じ程度の色です。『薄縹 うすはなだ』とも呼ばれることもありますが、『浅葱色 あさぎいろ』という色名のほうがよく用いられるようになりました。

白群(びゃくぐん)とは、柔らかい白みを帯びた青色のことです。岩絵の具に用いる青色の顔料である藍銅鉱 らんどうこう(アズライト)という石を砕いて作られた粒子を、さらに細かく粉末に砕いてできる白っぽい淡青色のことをいいます。粒子の状態や色の濃淡から『群青 ぐんじょう』『紺青 こんじょう』『白群』と呼び名が変わります。

秘色(ひそく)とは、青磁の肌の色のような浅い緑色のことで、焼き物の青磁の美しい肌色を模した色名です。青磁は釉薬に含まれる鉄分により独特の灰みを帯びた青緑色になりますが、その色が神秘的な美しさであることから『秘色』の色名がつきました。
甕覗(かめのぞき)とは、藍染の淡い青色を指す色名でやわらかい緑みの青のことです。別名は『覗色 のぞきいろ』。 藍染は布や糸を何度も藍甕 あいがめに浸けては取り出し、浸けては取り出すことを繰り返して濃く染めていくのですが、甕覗は白い布を少し浸した程度に染めただけ、あるいは甕 かめをちょっと覗いただけという意味で付けられた色名です。ただし、あくまでも比喩的な表現であり、実際にそういう染め方をするわけではありません。
ごく薄い藍染の色で、淡い水色のこと。『延喜式えんぎしき』に記述がある染色の名。青系統の色としてもっとも薄い色に属する。

藍染めを行う時に最初の過程で得られる極めて薄い藍色で、わずかに青い白(ほとんど白に近い)である。別名「白殺し」。

青竹色(あおたけいろ)は、成長した青竹の幹のような青みの冴えた明るく濃い緑のことです。 「ホーゲーと焼かれたるまま岩山は青竹いろの夏となりけり」 『宮沢賢治歌稿』明治四二年(一九◯九)。
千草色(ちぐさいろ)とは、わずかに緑みを帯びた明るい青色のことです。藍染による浅葱色と花色の間の色調で、多くは重ね染の下地色として用いられました。

薄い藤鼠色の地に鼠色や桜色、紫鈍(むらさきにび)をのせた色です。千草色は江戸時代の商店の使用人の股引などに染められた藍染の中程度の青色のことをいい、さらに灰色近くなった色のことを千草鼠といいました。
くすんで灰がかった緑青色です。明治前期の流行色の一つです。色名の「錆」は「古びた」、「さびた」感じを示す言葉であり、「青磁」は中国伝来の磁器の肌の色によるものです。

青磁色を灰味がからせた薄い緑色に用います。青磁とは、緑色の釉(うわぐすり)を表面にほどこした平安時代の陶器のことです。

柳茶(やなぎちゃ)とは、茶がかかった柳染の意で灰色をおびた鈍い黄緑色のことです。『柳染 やなぎそめ』に黄みと灰みが加わった変相色。江戸の頃、柳の木は身近な樹木であったためか、柳に因 ちなんだ染色が他にも『柳煤竹 やなぎすすたけ』や『柳鼠 やなぎねずみ』など多数生まれました。 『柳茶』のやわらかい色合いは、新緑の柳の芽の色を思わせます。

春に木々から萌え出る葉の色を、”萌黄色(もえぎいろ)”といいます。 黄味の強い緑色で、まさに若葉を思わせます。 萌黄色より黄味を弱めた、やわらかな緑色は、 ”淡萌黄(うすもえぎ)”と呼ばれます。

春に木々から萌え出る葉の色を、”萌黄色(もえぎいろ)”といいます。 黄味の強い緑色で、まさに若葉を思わせます。 萌黄色より黄味を弱めた、やわらかな緑色は、 ”淡萌黄(うすもえぎ)”と呼ばれます。

柳染(やなぎそめ)とは、柳の葉の色のようなかすかに灰色を含んだ黄緑色のことです。 萌黄色より黄味を弱めた、やわらかな緑色は、 ”淡萌黄(うすもえぎ)”と呼ばれます。

山葵色(わさびいろ)とは、すり下ろした山葵 わさびのような薄い黄緑色のことです。江戸中期以降、山葵が庶民に普及するのに合わせて生まれた色名だと思われます。
白緑(びゃくろく)とは、白みを帯びた淡い緑色のことです。日本画の顔料で鉱物の孔雀石(マカライト)を砕いた粉末をさらに細かくしてつくった、淡い緑色の岩絵の具です。

青朽葉(あおくちば)とは、緑みのにぶい朽葉色で渋みがかった黄緑色のことです。染色は藍と黄蘗 きはだを掛けあわせて染めます。 「朽葉色」は秋に樹々が紅葉し朽ちていくさまを表した色名で、衣服の色として広く用いられました。 萌黄色より黄味を弱めた、やわらかな緑色は、 ”淡萌黄(うすもえぎ)”と呼ばれます。

青白橡(あおしろつるばみ)とは、灰みのあるくすんだ黄緑色のことです。宮中の年中行事の作法書『西宮記 さいぐうき』に「麹塵与 青白橡 一物」とあり、「麹塵 きくじん」と同じ色とされています。平安文学『栄花物語』には「青き白橡」と記されており、一般には「青色」と呼ばれていました。

柳鼠(やなぎねずみ)とは、柳の緑色を帯びた鼠色の意で、薄い緑がかった鼠色のことです。江戸時代後期に現れた「四十八茶百鼠」のように一つの色が茶と鼠の二種の色名で呼ばれるのは低彩色の色だから。一般に『茶』の名で呼ばれる色は渋みや暖味を表し、『鼠』と呼ばれる色はクールでやわらかい色調を表しています。

柳色(やなぎいろ)とは、初夏の柳の葉色を思わせる明るい黄緑色のことです。 古くからの色名で、重色目 かさねのいろめや織色 おりいろなどにもその名が見られるなど、平安時代、柳の色は盛んに使われていました。実際、『紫式部日記』にも「左京は青色に柳の無紋の唐衣 からぎぬ」「柳の上白 うえしろの御小袿 おこうちぎ」との表記が見られます。

夏虫色(なつむしいろ)は薄緑色で、蝉または青蛾の二藍色からつけられました。 玉虫色、瑠璃色ともいわれています。 『枕草子』に「指貫はむらさきの濃き、萌黄、夏は二藍、いと暑きころ、なつむし色したるもすずしげなり」とあります。

萌黄色(もえぎいろ)とは、春先に萌え出る若葉のようなさえた黄緑色のことです。平安時代から用いられた伝統ある色名で、別に『萌木』とも表記します。 新緑の若木の色ということから若さを象徴する色であり、平安時代では若者向けの色として愛好されました。

若苗色(わかなえいろ)とは、田植えの時期の若い苗のような新鮮な黄緑色のことです。若苗色の出典は古く、夏の色として平安時代から使われてきました。『源氏物語』(宿木)にも「濃き袿 うちきに、撫子 なでしこと思しき細長、若苗色の小袿着たり。」と見られます。 ちなみに少し緑みを濃くした色は『苗色』になります。

若菜色(わかないろ)とは、初春の若菜のような明るい黄緑色のことです。春先の山菜の色全体を指す爽やかな色ですが、「若菜」が「春の七草」の別名であることから春の七草に因 ちなんだ色とも言われています。

抹茶色(まっちゃいろ)茶色がかった薄い緑です。お抹茶を想像すると全然違う色のような気がします。

鶸色(ひわいろ)とは、鶸の羽の色にちなんだ色名で、黄みの強い明るい萌黄色のことです。

向日葵色(ひまわりいろ)は、ヒマワリの花のような、わずかに赤みを帯びた鮮やかな黄色。

黄支子(きくちなし)とは、クチナシで染めた赤みがかった濃い黄色のことです。梔子色(くちなしいろ)と同一視されていますが、厳密には違っており、クチナシのみで染めた色を黄支子、クチナシで染めた黄色にベニバナの赤をわずかに重ね染めした色に梔子色が用いられています。

刈安(かりやす)とは、緑みの鮮あざやかな黄色で、山野に自生するイネ科ススキ属の植物「刈安」で染めたものです。

室町・桃山時代の茶人“千利休 せんのりきゅう”が好んだ色とされていますが、この色名が文献に現れたのが利休死後の江戸中期頃であるため、その時代の染屋あるいは呉服屋が千利休の名を借りて流行色を作ったとも言われています。

「明るい灰みの黄 」としている。 一般に、日本にある海岸の平均的な 砂浜 の色をさす。 白すぎず、黒すぎず、灰色がかった薄い黄色。
木蘭(もくらん)とは、中国渡来の木蘭の樹皮を染料として染められた香色や黄橡(きつるばみ)のような薄茶系統の鈍い黄褐色のことです。 位の高い僧侶の袈裟の色の一つです。

黄色みがかった灰色のこと。透明になる前の濁った灰汁のような色を表す色名で、無彩色の灰色よりも深みがある。

榛色(はしばみ色)=ヘーゼルナッツ色. 榛色(はしばみ色)とは、 セイヨウハシバミという別称をもつヘーゼルナッツの実のような、 茶色がかったうすい黄土色系の色。

白橡(しろつるばみ)とは、橡で染めた白茶色に近い色のことで、鈍色(にびいろ)の薄いものです。
